導入システム: SMART APPS 「 おおつ子育てアプリ "とも☆育” 」

幼児政策課の松本様 子育て総合支援センターの河本様

幼児政策課の松本様と、子育て総合支援センターの河本様。「お父さんにも使ってほしい!」と、企画から携わられた松本様のこだわりは一入。

効率的な情報配信ができる環境をつくりたい!
1ヶ所に集約・管理することで、情報を最大限に有効活用

大津市では”結婚・妊娠・出産・育児をしやすい地域づくりに向けた環境整備”に力を入れています。昨年からはオープンデータポータルサイトも公開し、より一層、市民協働のまちづくりを目指せるようになりました。しかしそんな中、子育てに関する情報は施設や地域ごとに発信されていて、情報を必要とする方に行き届き辛い状態に課題を感じていました。

解決策として、まず、情報を1ヶ所に集約したいと考えました。更に、大津市は南北に長い地形です。一人ひとり、住んでいる地域によってぴったりと合う情報が違っています。情報を集約するだけではなく管理し、それぞれの方に合った情報発信をしたいと思いました。そこで、アプリの魅力のひとつとして、パーソナライズした情報発信が出来る点に注目し、アプリの導入に踏み切ったんです。

 

市民の意見を反映した、利用者目線のサービスの実現へ
大津市の特徴、”協働のまちづくり”を実践

実際にアプリの導入を決めた時、上司からのアドバイスもあり、子育て世代の市民意見を取り入れたいという考えを始めから持っていました。大津市の特徴として、”協働のまちづくり”という要素は外せません。今回は特に、より近くで意見交換が出来る場を作りたかった。そこで、実際に子育てをしている市民から有志を募り、市民企画運営会議を設置しました。幸い、今までも別の業務でワークショップは開いていたので、抵抗はありませんでした。

会議では、参加者の募集など準備をしっかりしたので、お友達同士の参加もあり、多くのお母さん方に集まって頂けました。参加者の中には育児休暇中のお母さんもいらっしゃって、より広い意見を伺えた事も本当に良かったと思っています。ほかにもメールで意見を集めたりなど、企画から開発まで継続した意見の収集には注力しました。

実際に搭載されたアプリの機能だけでなく、琵琶湖をイメージしたデザインや、アプリの愛称である「とも☆育」も市民の方々の意見から完成しました。アプリ名の公募では100を超える作品が届き、とても嬉しかったですね。

ワークショップの様子

一人で参加されたお母さんにもすぐに友達ができるなど、全部で3回開かれたワークショップは交流の場としても盛り上がり、大成功を収めた。

情報発信で子育てを盛り上げる!
利用者目線だけでなく、運用者目線にも立った工夫を

完成に近付く毎に、充実感やわくわく感は高まっていましたが、一方で悩んだ事や苦労も多くありました。
運用面では、リアルタイムで利用者にマッチした情報発信ができるアプリの利点を活かしたかったので、スムーズで分かり易い仕組み作りに頭を悩ませました。時間をかけて悩んだ分、望んでいたシステムが出来上がり、今までシステム運用の経験のない担当者も運用を頑張ってくれているので、安心しています。

また、子育て世代全員がスマートフォンを利用している訳ではありません。孤立化している子育て世代に手を差し伸べたい、スマートフォンを持っていない方にも情報を届けたい。その実現には、アプリだけでなくWebサイトも必要でした。スマートバリューの技術の方と色々と議論する中で、ふたつを連携させたサービスを私たちに合ったスタイルで実現することが出来る、また、安心して運用を続けられると感じられたのは、大きかったです。

アプリの案内チラシ

大津市では子育て施設での配布だけでなく、全戸訪問や乳幼児健診の際にアプリの案内を配布し、積極的な普及に取り組む。

子育て世代の市民と共に頑張り応援したい、見守っていきたい
今後も、大津市の特性を活かした子育て支援の発展を目指す

次のステップとして、より多くの市民の声を聞きながら、更に充実した情報発信をしていきたいと思っています。今回非常に盛り上がった市民企画運営会議はこれからも続けていきますし、今後は広報にも協力して頂きたいと考えています。そして何より子育ての現場に近い担当者が運用に携わるので、これからもどんどん進化させていけると思っています。利用者の皆さまに喜んで使って頂けるような機能や工夫を、更に充実させていきたいです。

また、大津市には赤ちゃんのオムツ替え可能な施設「赤ちゃんの駅」や、「つどいの広場」といった子育て支援施設など、独自の子育てのためのサポートが多くあります。それらをより多くの方に活用して頂けるように、アプリもそのひとつの架け橋になればと思っています。

「 おおつ子育てアプリ”とも☆育” 」のダウンロードは、Google Play、
App store から ” おおつ子育てアプリ とも☆育 ” で検索ください。

関係者の方々

今後も市民の方々に寄り添った子育て支援をしていきたい、と既に次の段階に向けて試行錯誤中。

大津市様について

大津市様は、滋賀県の南西端に位置する同県の県庁所在地となっています。人口約34万人のまちであり、中核市に指定されています。琵琶湖や比叡山延暦寺をはじめとする名所はもちろん、アウトドアも盛んなリゾート都市の一面もある、色彩豊かな街です。